1.標準予防策に加え、 接触、飛沫予防策 を行いましょう。
2.診察室および入院病床は個室が望ましいです。
3.診察室および入院病床は 陰圧室である必要はありませんが、 十分換気しましょう。
4.①上気道の検体採取を実施する場合(鼻咽頭ぬぐい液採取 等)サージカルマスク、 眼の防護具(ゴーグル 、 フェイスシールド 等 )、 長袖 ガウン、手袋を装着しましょう。
②エアロゾルが発生する可能性のある手技(気道吸引、気管内挿管、下気道検体採取 等)N95マスク または それと同等の マスク 、眼の防護具 (ゴーグル 、 フェイスシールド 等 )、長袖 ガウン、手袋を装着しましょう。
5.患者の移動は サージカルマスクを着用の上、 医学的に必要な目的に限定します。なお、職員(受付、案内係、警備員など)も標準予防策を遵守しましょう 。
以下は必要か判断
・N95 マスク またはそれと同等のマスク の使用に際しては 事前の フィットテスト と着用時のシールチェックを行い 、マスク、眼の防護具( ゴーグル 、 フェイスシールド 等)、長袖 ガウン、手袋などの 個人防護具( PPE を脱ぐ際の手順に習熟し、汚染された PPE により環境を汚染しないように注意する。手指衛生を実施しないまま、自身の眼や顔面を触れないようにする。
・手袋,帽子,長袖 ガウン,覆布(ドレープ),機器や患者環境の被覆材などには,可能なかぎり
使い 捨て製品を使用する。 使用後は,専用の感染性廃棄物用容器に密閉するか,あるいはプラスチック袋に二重に密閉したうえで,外袋表面を清拭消毒して患者環境(病室など)より持ち出し,焼却処理する。