コロナ禍において、学校での感染対策や休業による学習の遅れなど、お子様をもつ親にとっては、心配なことも多いでしょう。
密になってしまいやすい環境、やむを得ずの休業など、学校ではどのような対策がされているのでしょうか。
1.学校での感染対策は?
教室や部活動ではどうしても3密になりがちですが、以下の工夫がされてます。
□ 換気の徹底
□ 近距離での会話や発声等のマスクの使用
□ 手洗いや咳エチケット
□ 部活動については、地域による感染レベルに応じた活動を行う
□ 感染リスクの高い活動を一時的に制限するか検討する
□ 学校が休業の期間は部活動も中止する
□ 分散登校を検討する
□ 調理作業や配食には衛生管理を徹底する
□ 食事前後の手洗いを徹底する
□ 食事の際には机を向かい合わせにしない
2.子供に風邪の症状がみられる時は?
登校前には必ず体温測定をしましょう。発熱、咳、喉の痛み等の風邪の症状が見られる場合は、登校せずに、自宅で休養します。風邪の症状により登校しなかった場合でも、「欠席」扱いにはなりません。
また、一緒に住む家族に風邪症状がある場合にも、投稿せずに自宅で休養しましょう。
3.学業が遅れる?
子供たちの学習が遅れないよう、学校が適切な家庭学習を課しています。
また、家庭訪問の実施や電話、電子メールを活用し、学習指導を行っています。これらの手段を使うことで、先生に質問をしたり、学習のスケジュールを共有することができ、家庭の実情を踏まえた指導を行うことができます。
特に学習内容の定着が不十分な場合は、個別に補習を実施したり、追加の家庭学習を行う場合もあります。子供たちの各学年の進級や進学、卒業に支障がないよう考えられています。
4.学校で感染者が発生した場合は?
児童・生徒・教職員が感染した場合,濃厚接触者が保健所により特定されるまでの間、学校の全部又は一部を休業します。
5.学校が休業で、親が出勤する時はどうする?
学校が臨時休業の間、「放課後児童クラブ」「放課後等デイサービス」は、3密を避けて、一定のスペースを確保しつつ開放されます。スペースを確保するために、教室、図書館、体育館、校庭等を利用しています。
6.さいごに
コロナ禍における感染対策や、学業の進め方は色々な工夫がされています。
感染拡大を予防し、勉強やコミュニケーションを十分に行える環境を、周囲の大人や社会がサポートしていく必要があると言えるでしょう。