コロナバスター Admin

事業者向けマニュアル

感染症の拡大を防止するための4つのチェックリスト(オフィス編)

2021/03/22 UPDATE

新型コロナウィルスの拡大を防ぐ為に、職場での感染予防対策が実施できているかチェックリストで確認しましょう。

感染予防対策は職場の皆さんが全員確実に行える事が大切です。チェックリストの結果に不十分な点があれば調査改善し、労働者全員が把握できるようにしましょう!

1.感染防止の為の基本的な対策

項目の中には、業種、業態、職種等によっては対応できないものがあるかもしれません。ですので、すべての項目を達成できないからといって、対策が不十分ということではありません。職場の実態を確認し、全員(事業者と労働者)がすぐにできることを確実に実施することが大切です。

(1)3つの基本「距離の確保」」「マスクの着用」」「手洗い」

  • ・人との感覚を2m開ける(最低1m)
  • ・会話は真正面ではやらない
  • ・外出する時、職場内にいる時、症状がなくてもマスクをする
  • ・手洗いは30秒程度丁寧に行う

(2)三密を作らない

  • ・【密集】【密接】【密閉】を避ける詳しい方法を全員に伝え、徹底してもらう
  • ・こまめな換気を徹底してもらう

(3)健康チェックと労働での注意点

  • ・出勤前に検温をして報告してもらう
  • ・出勤時に全員の発熱状況や風邪など引いていないか確認する
  • ・長時間の時間外労働をさせないよう配慮する

(4)新しい働き方についてと情報の収集

  • ・テレワークやローテーション勤務を取り入れる
  • ・可能なら時差通勤を取り入れる
  • ・オンライン会議を取り入れる
  • ・対面での打ち合わせは必ずマスクを着用する
  • ・国、自治体のホームページを見て情報収集を行う

2.具体的な対策

「換気の悪い閉め切った密閉空間」「多くの人が集まる密集」「近距離での会話」、この三密を行わないようにしましょう。

(1)密閉空間

  • ・窓が開く場合、1時間に2回は窓を全開にする

(2)密集空間

  • ・在宅勤務・テレワーク・ローテーション勤務が可能なら行う
  • ・通勤は自転車・車・時差通勤が可能なら行ってもらう
  • ・会議は人が集まらないように、テレビ会議などで行う
  • ・窓口などの接客の際は、アクリル板・透明ビニールカーテンで遮蔽する

(3)触っての感染防止

  • ・パソコンなどの物品はなるべく共用しないようにする
  • ・触れ合う機器類においてはこまめに消毒を行う

(4)近距離で注意すべきところ

  • ・外来者や取引先との対面での会話はなるべく避ける

(5)トイレ環境

  • ・不特定多数の人が触るところは定期的に消毒をする
  • ・トイレの蓋をしめて流す
  • ・ペーパータオルを設置するが、本人用のタオルを準備してもらう

(6)休憩スペース

  • ・一度に休憩はせず時間をずらし、向かい合って食事や会話をしない
  • ・常時換気し、座席数を減らす
  • ・椅子・テーブルなどの共用する所は定期的に消毒する
  • ・トングやポットは共有しない

3.風邪症状がでた場合

従業員に風邪の症状や感染の疑いがある症状が出た場合は「出勤しない」「出勤させない」を 徹底し、経過観察を行いましょう。

4.コロナウィルス感染・濃厚接触者が出た場合の対応

基本的感染予防はもちろん、日頃よりコロナウィルス感染・濃厚接触者が出た場合の取り決めをしておくことが新型コロナウィルスの拡大防止につながります。

  • ・陽性が出た場合は、すぐに会社や上司に連絡してもらうようルール化
  • ・陽性者が職場で出た場合、どのような対応をするかをルール化
  • ・陽性者に対して差別的な扱いをしない
  • ・これらを従業員全員に周知徹底する
 
出典:厚生労働省
職場における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリスト
https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/000630736.pdf
一覧に戻る

こちらもチェック!